安らかに眠る世の前、君と韻踏ミ。
旅人が旅に出たのはもう幾年か前のこの日和で、だからこの家にチョコレート日和はありませぬ。チョコレート日和はないけれど、世は毎度、はいチョコレートだい、やいチョコレートだい、と騒がしゅう地デジ事情、と、チョコレート事情。そ...
旅人が旅に出たのはもう幾年か前のこの日和で、だからこの家にチョコレート日和はありませぬ。チョコレート日和はないけれど、世は毎度、はいチョコレートだい、やいチョコレートだい、と騒がしゅう地デジ事情、と、チョコレート事情。そ...
目の眩むような暑さに夏の訪れを感じずにはいられない。まだ六月だというのにこんな具合では、灼熱の太陽照りつける真夏に立ち向かえるだろうかと不安になる。そんなことを考えていると、にわか雨が降って一瞬にして草木が匂い立つ夕暮れ...
「綴る」ということは、いつだって気恥ずかしい。しかもそれを公にするということは、自分の脳みそを覗かれているようで、ますますなんともむず痒い。でも‘書きたい’という衝動はいつだってあって、そろそろ躊躇している間に死んでしま...