脳みその汗が、滴り落ちたんだ。
静かに草木が呼吸している。まるで内緒話をしているようだ。闇はもっと濃くなって、この液晶画面はもっと光って、小さな虫たちが寄ってくる。夜が来た。 夜はどちらかと言えば好きではない、かもしれぬ。早起きの方が得意だ。父が昔から...
静かに草木が呼吸している。まるで内緒話をしているようだ。闇はもっと濃くなって、この液晶画面はもっと光って、小さな虫たちが寄ってくる。夜が来た。 夜はどちらかと言えば好きではない、かもしれぬ。早起きの方が得意だ。父が昔から...
「綴る」ということは、いつだって気恥ずかしい。しかもそれを公にするということは、自分の脳みそを覗かれているようで、ますますなんともむず痒い。でも‘書きたい’という衝動はいつだってあって、そろそろ躊躇している間に死んでしま...